2007
2006
- 河合基伸,
【Tech Tale 垂直磁気記録, 30年の苦闘(1)】[link] それは1977年に始まった,
2006.4.24, no.924, pp.114-117, Apr. 2006.
- Congratulations! : 英国の研究者 = Prof. D.J. Mapps (University of Plymouth, UK)
- 2005年4月5日の夕刻, INTERMAG 2005, 名古屋国際会議場
- 1989年にIBM社が、雑音が多く使い物にならないとされてきたMRヘッドと
PRML信号処理方式を組み合わせて実用的なS/Nを達成してみせた。
- HDDメーカはこぞってMRヘッドやPRMLの採用に走った。
【Tech Tale 垂直磁気記録, 30年の苦闘(2)】[link] せっかくの試作機も
お蔵入りに, 2006.5.8, no.925, pp.112-115, May 2006.
- 垂直磁気記録の実用化に力を費やすよりも確実な高密度化の手段が見えていた。
1989年末に米IBM Corp. が1Gビット/(インチ)2の実証に用いた
MRヘッドやPRMLである。
- 岩崎は1989年に垂直磁気記録国際会議PMRCを立ち上げた
【Tech Tale 垂直磁気記録, 30年の苦闘(3)】[link] 一転、反撃へ、
後輩には負けられない,
2006.5.22, no.926, pp.100-103, May 2006.
- 2000年4月10日、カナダ東部トロントで磁気関連技術の国際会議
INTERMAG 2000 が開催されていた。
- 日立製作所は垂直磁気記録方式を用いて面記録密度52.5Gビット/(インチ)2
での記録再生を実証したと発表。
- INTERMAG 2000 の時ならぬ人だかりは、
その真偽を見定めようと押し寄せた研究者たちだった。
- 垂直磁気記録方式が長手磁気記録方式の最高記録を初めて超えた
- 9ヶ月後の2001年1月に米国テキサス州で開かれた磁気関連技術の国際会議
The 8th MMM-Intermag Joint Conference では、垂直磁気記録方式に関連する
セッションには数百人が入れる大会場が用意された。
- 1990年代半ばには、GMRヘッドの開発
【Tech Tale 垂直磁気記録, 30年の苦闘(4)】[link] パソコンに忍ばせて
世界各地へ,
2006.6.5, no.927, pp.116-119, Jun. 2006.
- こっそり愛媛大学へ
- PRML方式を用いたチャネルの研究で有名な愛媛大学に
協力を仰ぐ。
- 担当者はこっそりと四国へ向かった。松山市の中心部、
松山城と道後温泉の間にある愛媛大学へ、
記録媒体とヘッドを持参して訪れた。
【Tech Tale 垂直磁気記録, 30年の苦闘(5)】[link] いいよ出しちゃえ
お祭りだから,
2006.6.19, no.928, pp.110-113, Jun. 2006.
- 2004年5月末、東芝の田中陽一郎は垂直磁気記録の国際会議PMRCで発表する
機会を得た。
【Tech Tale 垂直磁気記録, 30年の苦闘(6 最終回)】[link] ある日突然
「垂直」の文字が消えた「垂直は終わったのか?俺の人生は何だったんだ...」
2006.7.3, no.929, p.122-125, July 2006.
- 名古屋で開催予定の磁気記録関連技術の国際会議 Intermag 2005
- 2005年6月半ばに、世界で初めて垂直磁気記録方式を用いた1.8インチHDDの
量産を開始した。
- そして各社が垂直へ
- 東北大学では、垂直磁気記録の生みの親である岩崎俊一、
いわば育ての親の中村慶久、さらにその次を担う村岡裕明
2005
- 伊藤大貴,
【技術の流れを読む・HDD編その1】 パソコンのコモディティ化の波に乗る,
2005.8.4, Aug. 2005.
[link]
【技術の流れを読む・HDD編その2】 GMRヘッドと予想外の価格下落,
2005.8.9, Aug. 2005.
[link]
【技術の流れを読む・HDD編その3】 携帯型音楽プレーヤで活性化,
2005.8.23, Aug. 2005.
[link]
【技術の流れを読む・HDD編その4】 小型HDDの今後を占う動きが2005年後半に,
2005.8.29, Aug. 2005.
[link]
- 堀切近史,
``
ついに日立GSTも垂直磁気記録へ,まずは2.5インチ型HDDを2005年内に投入
垂直記録への移行が本格化''[link],
(2005.4.5).
2003
- 山田尚志, 佐藤裕治, 田中政彦, 岩永敏明, 片山龍一,
(Guest Paper)
DVDから生まれた次世代仕様「HD DVD」[link],
2003.10.13, no.858, pp.125-134, Oct. 2003.
2001
- 今井 : (解説)
長手から垂直へ 未踏の領域に挑むHDD[link],
2001.2.12, no.789, pp.63-70, Feb. 2001.
- 堀切、今井 : (解説)
100Gバイト時代を目前に岐路に立つHDD[link],
2001.1.29, no.788, pp.61-70, Jan. 2001.
- Mark E. Re : (講座)
``
垂直記録と長手記録の2方式で60Gビット/(インチ)2を実証''[link],
2001.1.1, no.786, pp.149-157, Jan. 2001.
2000
- 今井拓司 : (解説)
まだまだ加速するHDDの容量拡大[link],
2000.5.8, no.769, pp.55-62, May 2000.
- 宮崎 : (講座)
TMR効果が次世代HDDとメモリを生む[link],
2000.6.5, no.771, pp.165-172, June 2000.
- 松崎、荒木、島沢 : (論文)
HDDの記録密度を飛躍的に向上させるTMRヘッド[link],
2000.7.17, no.774, pp.177-184, July 2000.
- 今井拓司、坂本真一、堀切近史 : (特集)
危険域に踏み込むHDD[link],
2000.9.25, no.779, pp.189-, Sep. 2000.
1999
- Roger Wood, (論文)
``1Tビット/(インチ)2のHDDを実現する
(上、
下),''
日経エレクトロニクス 1999.11.29/1999.12.13, no.758/759,
pp.161-168/181-185, Nov./Dec. 1999.
1991
多田和市, 今井拓司, 横田英史,
``小型HDD,記録密度「Gビット時代」へばく進'',
1991.9.30, no.537, pp.77-106, Sep. 1991.
[link]
- 1部 : ``Gビット/(インチ)2時代に向かってばく進する小型HDDハード・ディスク装置'',
1991.9.30, no.537, pp.78-86, Sep. 1991.
- 2部 :
``MRヘッドとPRML信号処理方式が面記録密度「Gビット時代」のカギを握る'',
1991.9.30, no.537, pp.87-95, Sep. 1991.
- 3部 : 二本正昭, 釘屋文雄, 福井宏, 森健次, 阿部勝男,
``面記録密度2Gビット/(インチ)2のハード・ディスク記録方式を開発'',
1991.9.30, no.537, pp.96-105, Sep. 1991.