2016年10月30日に本校第1体育館で行われた『アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト2016四国地区大会』において、本校電子制御工学科のメンバーで組織した「新居浜高専Bチーム」が準優勝し、審査員推薦での全国大会出場を決めました。ロボット名は「しまなみ海銅（しまなみかいどう）」。地元新居浜の別子銅山と、愛媛と本州を結ぶしまなみ海道をモチーフに、4台のロボットが絶え間なく連携する他に類を見ないアイディアで課題に挑戦しました。実に14年ぶりの全国大会への出場です。

新居浜高専Bチームは電子制御工学科の1年生から5年生まで、計25名で構成されたチームです。電子制御工学科では、昨年度までも学科としてチームを組んで高専ロボコンに挑戦していました。今年度は昨年度までの雪辱を果たすべく、メンバーを新たにしてチームを結成しました。つまり、今回のチームメンバーはロボコン初挑戦です。

5年生がチームの中心となり、一からいろいろなノウハウを蓄積しつつ、ロボットの設計・制作、回路設計など、電子制御工学科で学んだことを活かしてロボットを作り上げていきました。

しまなみ海銅の強みは、なんといっても4台のロボットが絶え間なく連携して課題に挑戦することです。灯台を積むフォークリフト（小）、新大陸への橋をかける橋ロボット、橋の上を「ガタンゴトン」と音を立てながら健気に箱を運ぶトロッコロボット、そして新大陸で砦を積み上げるフォークリフト（大）。トロッコの健気な姿はSNS上でも話題になりました。

準決勝では地方大会初の200cm同士での審査員判定となり、対戦相手より早く積み上げた新居浜高専Bチームが勝利しました。

全国大会では更に改良を加えたロボットで、全国大会優勝を目指します！

[電子制御工学科のトップページへ戻る]

last updated: 2016.12.24